がんを中心とした悪性疾患、ならびに食道アカラシアなどの良性疾患まで、上部消化管領域のすべての疾患に対して、患者さん1人1人に最適な治療を提供する個別化治療と低侵襲治療を追求しています。
特に食道癌・胃癌に関しては、食道癌診療ガイドラインや、内視鏡外科ガイドラインの委員である北川、川久保を中心に早期癌から高度進行癌の全てのステージの癌に対し、適切な治療をおこなっております。従来から積極的に施行している胸腔鏡・腹腔鏡手術に加えて、現在では8K内視鏡を用いた高精細画像による胸腔鏡手術に取り組み、2018年より保険適用になりました食道癌と胃癌に対するロボット支援下手術も多くの患者さんにおこなって参りました。
さらに、現在はまだ標準治療ではない、より先進的な治療として、胃粘膜下腫瘍に対する内視鏡腹腔鏡合同手術、咽頭喉頭領域表在癌の内視鏡手術、食道アカラシアに対する内視鏡治療なども数多く行っております。また、患者さんの負担を最小限にするため、広範な食道癌、胃癌に対しても綿密な治療計画のもと、内視鏡治療を行っております。早期胃癌に対するセンチネルナビゲーション手術につきましては、直接お問い合わせください。