大腸外科では、大腸・肛門疾患を中心に、その診断と治療を行っています。われわれは「治療の最適化・最小化」をモットーにしており、外科治療にこだわりすぎることなく、患者様に最適で負担の少ない治療を提供できるように心がけております。手術に際しては、最先端の医療画像を元にシミュレーションを行い、計画的で安全な外科治療を実現することを追求しています。当科は腹腔鏡下大腸切除術を国内で最初に行った病院であり、大腸肛門の悪性疾患の他、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対する腹腔鏡下手術の診療実績が豊富であることも特徴です。また近年では直腸癌に対するロボット手術を導入し、より低侵襲な手術が患者様に提供できるよう積極的に取り組んでいます。進行した病気の患者様に対しても、関係各科(消化器内科・腫瘍内科・内視鏡センター・放射線科)と緊密に連携し、化学療法や放射線治療などの治療法を組み合わせながら最善の医療を提供できるよう努めております。どのようなことでも構いませんので、お気軽に何でもご相談下さい。