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教授挨拶|慶應義塾大学医学部 外科学教室 一般・消化器外科

活動報告

教授挨拶|慶應義塾大学医学部 外科学教室 一般・消化器外科

一般・消化器外科 紹介動画 初期臨床研修(研修医課程) 後期臨床研修
(専修医課程) 領域横断的内視鏡手術エキスパート育成事業プロジェクト

第123回日本外科学会定期学術集会で多数発表する予定です

【注目の演題】
特別企画 女性外科医コンセプトから,より包括的ダイバーシティ推進へ
ひとり親子育てと外科職務の両立の経験から思う包括的ダイバーシティ推進
松原健太郎

より高く,より遥かへ 外科医が主導する医療機器開発
外科医が起業する困難と強み―生体由来材料の医療機器実現化を目指して―
八木洋

より高く,より遥かへ 若手外科医のvision
知っておきたい若手肝胆膵外科医のvision
長谷川康

ワークショップ AIと外科
手術動画におけるAIによる術者の注視点の推定とその精度検証
林田哲

ワークショップ AIと外科 
人工知能に基づく自動解剖認識・工程認識を利用した外科手術支援
竹内 優志

ワークショップ 大腸癌周術期治療に対するPrecision Medicine
ステージII/III大腸癌の術後補助化学療法におけるがん遺伝子検査の意義
清島 亮

シンポジウム がんゲノム医療と外科医療
PleSSisionパネル検査および血中circulating tumor DNAを用いた食道扁平上皮癌腫瘍モニタリングの有用性の検討
森本 洋輔

パネルディスカッション 肝細胞癌に対する腹腔鏡下肝切除における新たなアプローチ
肝細胞癌におけるGlisson第3,第4分枝を切離する解剖学的肝切除と,新たなアプローチ“Hybrid Glissonean Approach”による腹腔鏡下S8亜区域切除の治療成績
植松 陽介

2022年度慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムフォーラム

2月18日(土)、2022年度慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムフォーラムが開催されました。今回は2年ぶりの現地開催となりましたが、多くの先生方にご参加を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
今年度は17名の対象者に対して、修了認定を行い、フォーラムでそのご報告をさせていただきました。そして、4月より新しく入室いたします20名の新入室員よる自己紹介、各関連病院や慶應義塾大学病院で研修を行っている専攻医による研修報告がなされました。会の後半は、各診療科の専修医担当の先生に診療科の紹介をしていただき、勧誘担当の先生から専攻医の勧誘活動についてのお話がありました。その後、統括責任者の北川雄光教授より、研修報告と新専門医制度の現状についてお話いただきました。
本年度をもって慶應関連サブスペ連動型外科専門医プログラム副統括責任者の淺村尚生教授と黒田達夫教授が退任となります。フォーラムの最後にお2人から副統括責任者退任のご挨拶をいただきました。
引き続き関連病院の先生方と一丸となって慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムを作り上げていく次第でございます。今後も変わらぬご支援ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

第46回慶應外科フォーラム、外科フォーラム2023活動報告

2023年1月28日(土)ベルサール東京日本橋にて、第46回慶應外科フォーラムおよび外科フォーラム2023を開催いたしました。今回、外科フォーラムとしてはオンラインを併用した現地開催となりましたが、おかげさまで約300名の先生方にご参加を賜り、心より御礼申し上げます。
当科主催第46回慶應外科フォーラムでは、留学中の先生による情勢を踏まえた生活・研究状況をお話いただきました。次に他大学の先生による他施設だよりにて、病院の特色や症例数、出張先での経験が現在にどう影響を与えているかなどお話いただき、当科においても関連病院との連携や共有が重要であることを実感いたしました。
その後、当科在籍スタッフによる研究の進捗報告、北川先生による教室運営方針を提示いただきました。

第2部大鵬薬品工業主催、外科フォーラム2023では、特別講演として東京慈恵会医科大学外科学講座 統括責任者・教授 大木 隆生先生をお招きしました。“衣食足りたらトキメキを求めよ”のメッセージとともに、外科医療の魅力、外科離れの現状問題、幸福度とお金の関係性など、自分自身のキャリアプランを見つめ直す上でも貴重なお話を伺いました。
また、外科医がいかにやりがいのある仕事であるのか、貴重な気づきを与えていただきました。ご多忙の中、ご講演いただきました大木先生にも厚く御礼申し上げます。

今回、参加予定人数を上回るたくさんの先生方にご参加いただき、皆様と顔を合わせての交流ができたことに主催者としてこれ以上ない喜びを感じております。
また、運営・進行などで不行き届きの点も多々あったかと存じますが、日頃の先生方のご支援のおかげで盛会裏に終了いたしました。誠にありがとうございました。

「日経バイオテク」に八木洋先生が掲載されました。

ブタ腎臓から細胞を除去した「脱細胞化」素材で再生医療開発に関して、日経バイオテクにに掲載されました。興味ある先生方は以下のURLから参照ください。

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/021500017/112900263/

Keio Surgery Seminar

12月14日(水)19:00~20:30、東レ・メディカル株式会社主催「Keio Surgery Seminar」がWebにて開催されました。本会では、北川先生司会進行のもと、岡林剛史先生による「炎症が大腸癌に及ぼす影響」についてご講演いただきました。特別講演では防衛医科大学校病院 上部消化管外科 教授 辻本 広紀先生に「感染・炎症と癌の転移再発のメカニズムに迫る!~外科総論のすすめ~」と題してご講演いただきました。吻合部の再発と腸内細菌の関係や局所再発で穿孔が起きた場合のお話など、貴重なお時間をいただきました。おかげさまで関連施設の先生方にもご参加いただき60名を超えるご参加がございました。ありがとうございました。

第12回東京周術期管理講演会

12月16日(金)18:00~19:15、科研製薬株式会社主催「第12回東京周術期管理講演会」が、ハイブリッド形式にて開催されました。前半の一般公演では、座長川久保先生のご挨拶により開会し、「慶應義塾大学病院における最新の取り組み-人工知能を用いた手術支援システムの開発-」について竹内優志先生にご講演いただきました。続きまして、座長北川先生によるご挨拶の後に、熊本大学大学院生命科学研究部 消化器外科学講座 教授 馬場 秀夫先生に「術後合併症予測因子の解明と対策」についてご講演いただき、松田先生のご挨拶をもって幕を閉じました。

今回は現地参加28名、Web参加93名、計121名とたくさんの先生方にご参加いただきました。本セミナーは年1回の開催でございますが、これまでで1番のご参加者数でした。主催者様、ご講演いただきました先生、ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

Tokyo Sepsis Forum 2022 in Winter

12月21日(水)19:00~20:00、旭化成ファーマ株式会社主催「Tokyo Sepsis Forum 2022 in Winter」が開催されました。今回は、明治記念館での現地とWeb配信を併用したハイブリッド形式にて行われました。

前半は、プレセプシンの意義と可能性、術後感染管理の観点について竹内 優志先生にご講演賜りました。後半では特別講演として、岩手県高度救命救急センターにおける敗血症診療の工夫について岩手医科大学 救急・災害・総合医学講座 岩手県高度救命救急センター 准教授 高橋 学先生にご講演を賜り、現地参加22名、オンライン参加77名と盛況のうちに幕を閉じました。

年の瀬も押し迫って参りましたがどうぞご自愛いただき、明年も倍旧のご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。

The 11th Chugai Oncology Seminar in SHINANOMACHI

2022年11月4日(金)、中外製薬株式会社主催「The 11th Chugai Oncology Seminar in SHINANOMACHI」がオンラインにて開催いたしました。北川雄光先生の開会のご挨拶から始まり、特別講演として前半は慶應義塾大学医学部 内科学 教授 金井隆典先生座長の元、神奈川県立がんセンター 消化器内科(肝胆膵)部長  上野誠先生より「アテゾリズマブ+ベバシズマブ併用療法への期待と治療継続のポイント」の演題でご講演いただき、後半は多摩丘陵病院 病院長 島津元秀先生座長の元、北海道大学大学院医学研究科消化器外科学分野Ⅰ 教授 武富紹信先生より「肝細胞癌治療new eraにおいて肝臓外科医が目指すもの」の演題でご講演いただきました。終了時刻ぎりぎりまでご講演いただき、北川先生のご挨拶にて本講演は閉会いたしました。ご講演いただきました先生方、主催者様、ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。今後も変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げます。

北川雄光先生が中山恒明賞を受賞しました。

受賞報告:第60回日本癌治療学会学術集会中山恒明賞
この度、2022年10月20日から神戸で開催された第60回日本癌治療学会学術集会にて、北川雄光先生に日本癌治療学会中山恒明賞受賞が授与され、受賞記念講演が行われました。本賞は本邦における「消化器外科の父」と称される中山恒明博士の功績を記念して、消化器外科領域のみならずがんの治療・診断・予防の分野においてみるべき成果をあげた研究または先駆となるべき研究を表彰し、支援することを目的として1992年に創設された栄誉ある学術賞となっております。「食道癌集学的治療のこれまで、これから」というタイトルで講演されました。受賞おめでとうございます。

八木洋先生が第20回日本消化器外科学会大会会長賞を受賞しました。

受賞報告:  第20回日本消化器外科学会大会会長賞(2022JDDW会長賞)
2022年10月27日(木)~30日(日)の4日間で行われました第30回日本消化器関連学会週間(JDDW 2022)
において、肝胆膵・移植班の八木洋先生が、第20回日本消化器外科学会大会会長賞を受賞されました。10月28日に、八木洋先生から受賞となった研究 “Development of Transplantable Regenerative Partial Liver Graft”の発表がございました。受賞おめでとうございます。

八木洋先生が第9回野村達次賞を受賞しました。

受賞報告:第9回野村達次賞
肝胆膵・移植班の八木洋先生が、第9回野村達次賞を受賞されました。本賞の目的は、in vivo 実験医学の発展と臨床への活用において、世界に真価を問う斬新な医学研究を奨励することとなっております。同賞授賞式は、下記日程開催予定の第102回慶應医学会総会にて執り行われます。当日は、八木洋先生から受賞となった研究( “Development of Organ Regenerative Therapy by the Whole-Organ Scaffold Technology using Clinically Relevant Porcine Models”と)のご発表がございます。

日時:2022年11月19日(土)13時30分~14時30分
場所:慶應義塾大学 総合医科学研究棟1階ラウンジ

たくさんの先生方の参加を心よりお待ちしております。

第47回慶應内視鏡外科ワークショップ

2022年9月4日(日)、オリンパス株式会社主催「第47回慶應内視鏡外科ワークショップ」を開催いたしました。
当日は、松井先生の開会のご挨拶からスタートし、実習前の30分で慶應外科の魅力をご講演いただき、その後実習に入りました。
腹腔鏡下胆嚢摘出術からはじまり、午後は腹腔鏡下胃切除術、腹腔鏡下大腸切除術の実習を行いました。参加されている皆様の真剣な表情に、関心の高さがうかがえました。終了時刻のぎりぎりまで実習を行い、松田諭先生のご挨拶をもって閉会となりました。主催者様、ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
今後も、若手医師のみならず、内視鏡に携わる多くの先生方のためになるような機会を作っていけたらと考えております。変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。

働く男のライフスタイル情報誌「Biz Life Style(ビズスタ)」に八木洋先生が掲載されました。

医療機器・生体材料分野の課題解決に新たな技術で取り組むマトリサージ社とオゾンという武器で立ち向かうタムラテコ社との対談がBiz Life Styleに掲載されました。興味ある先生方は以下のURLから参照ください。

https://www.biz-s.jp/tokyo-kanagawa/topics/tamurateco-202208/

慶應義塾大学病院として
保険収載後初の『ロボット肝切除術』実施

2022年8月9日(火)、慶應義塾大学病院として保険収載後初めてとなる『ロボット支援下肝切除術』を行いました。
今回は、当該手術のエキスパートである藤田医科大学病院 先端ロボット・内視鏡手術学 教授 加藤悠太郎先生にプロクターとして立ち会いいただき、手術を無事に終えることができました。
今後とも患者様一人ひとりにとってベストな治療法を提供してまいります。

第13回先輩医師と語る会

2022年6月25日(土)「第13回先輩医師と語る会」を開催いたしました。コロナ過による2年のブランクを経て開催された本会は今年で13回目となります。開催を待ち望む声が多い中、今回は当科乳腺外科医として活躍されている高橋麻衣子先生、関朋子先生が講師としてご講演されました。
高橋先生『私の原動力~「これまで」と「これから」~』、関先生『「外科医」という響きに憧れて』と題し、女性外科医を取り巻く現状や自身の経験を交えて外科の魅力をお伝えいただきました。また、家庭とキャリア両方を大事にする施策なども伝授いただき、和気あいあいとした雰囲気の中で後輩たちにエールを送っていただきました。
今回女性医師はもちろん、外科にご興味のある男性医師にも多数ご参加いただきました。また次回の先輩医師と語る会もどうぞお楽しみにお待ちください。

ドライラボ

2022年7月8日(金)ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社主催、九段下のラーニングスタジオにてドライラボを開催し、今回7名の先生にご参加いただきました。専修医・研修医を対象に、3Dプリンターを用いたトレーニングを行いました。
2時間という短い時間ではございましたが、実際の手術を擬似体験することができ、より外科手術のイメージが湧いたのではないかと思います。真剣に学ぶ先生方の姿が印象的で、外科志望の方はもちろん、そうでなかった先生も、大変勉強になったと好評でした。
次回も8月にドライラボを開催予定でございます。少しでもご興味がございましたら一般・消化器外科までお問い合わせいただけますと幸いです。

第8回東京肝硬変・肝不全研究会

7月9日(土)第8回東京肝硬変・肝不全研究会をオンライン開催しました。基調講演の座長として聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科 准教授 渡邊 綱正先生をお招きし、久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門 主任教授 川口 巧 先生より「肝硬変ガイドラインAnnual Review:サルコペニアとBCAA・運動療法」の演題で特別講演をいただきました。

Tokyo Sepsis Forum 2022

2022年7月12日(火)、旭化成ファーマ株式会社主催「Tokyo Sepsis Forum 2022」がオンラインにて開催されました。前半は、消化器外科領域 DICの病態と治療に関して、日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG2020)改定のポイントを踏まえ、北九州市立八幡病院 院長 岡本 好司 先生にご講演賜りました。
後半ではディスカッションパートとして、炎症、凝固異常、がん転移の関係について、基礎研究や症例提示を踏まえて、上部消化管班、腸班、肝胆膵・移植班の先生方に議論を賜りました。DICの早期診断や、リコモジュリン投与のタイミング等に関するご講演など貴重な機会となりました。
今年度は前年を上回る120名以上のたくさんの方にご参加いただきました。病院の垣根を越え、またMRの方とも情報交換ができ、医療の質の向上に向けた活発なディスカッションとなりました。
今後もこのような機会を積極的に作っていけたらと考えております。今後も変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和4年刀林会全員集会(総会)

2022年7月16日、令和4年刀林会全員集会をWebにて開催いたしました。当日は多くの先生方にご参加いただきました。年間報告、会計報告、各委員会報告、学会支援募金、刀林賞表彰、新人紹介に続き、北川雄光先生から「慶應義塾が先導する近未来社会」というタイトルで、御講演いただきました。令和4年刀林会全員集会を今年も無事に終了することができました。ありがとうございました。後日、議事録が刀林会HP(http://keiosurg.umin.jp/tourin/index.html)にアップロードされますので、詳細はこちらをご覧ください。

第46回慶應内視鏡外科ワークショップ

2022年6月19日(日)、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社主催「第46回慶應内視鏡外科ワークショップ」を開催いたしました。
恒例となっております本会ですが、感染対策を徹底した上で、川崎にございますジョンソン・エンド・ジョンソンのラボにて行いました。今回は医師27名の参加がございました。
当日は、松井先生の開会のご挨拶からスタートし、実習前の30分で適切なデバイスの使用方法について理解を深めました。その後腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下胃切除術、腹腔鏡下大腸切除術の実習をみっちり行いました。
途中のお昼休憩ではエチコン事業部による製品説明会がございました。近年の社会情勢によりMRさんとの直接的な関わりが希薄になったように思いますが、その分デジタルツールを活用し適切かつタイムリーな情報を提供いただいているように思います。日頃の研究等ご支援を賜りありがとうございます。
午後も引き続き実習の時間となりました。参加されている皆様の真剣な表情に、関心の高さがうかがえました。終了時刻のぎりぎりまで実習を行い、堀先生のご挨拶をもって閉会となりました。主催者様、ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
今後も、若手医師のみならず、内視鏡に携わる多くの先生方のためになるような機会を作っていけたらと考えております。変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。

2022年6月18日阿部令彦先生 教室葬

令和3年3月7日に慶應義塾大学名誉教授(医学部)阿部令彦先生が逝去されました。長きにわたり教授としてご指導くださいました阿部令彦先生へ慶應義塾大学医学部外科学教室として令和4年6月18日、北里講堂にて教室葬を執り行いました。

社会情勢を鑑みてこの時期の会葬とさせていただきましたが、多くの方々よりご供花をいただきました。関係者の皆さまより頂戴しましたご供花を芳名版として回廊にお飾りし祭壇装飾に充当させていただきました。

教室幹事、尾原秀明先生の進行で葬儀委員長、慶應義塾常任理事北川雄光先生より開式の辞が述べられ黙祷が捧げられました。続いて、慶應義塾大学医学部医学部長金井隆典先生より告別の辞が述べられました。阿部先生の生い立ちや慶應義塾大学での輝かしいご業績などを丁寧にお話しいただきました。

一般社団法人慶應義塾大学医学部外科学教室同窓会刀林会理事長、独立行政法人国立病院機構東京医療センター名誉医院長松本純夫先生日本乳癌学会名誉理事長池田正先生より弔辞をいただき、各方面よりお寄せ頂きました弔電をお読みあげしました。続きまして喪主阿部静枝様より、また主催者を代表して慶應義塾大学医学部外科学教室主任淺村尚生先生より会葬の御礼を賜り、慶應義塾大学病院病院長松本守雄先生をはじめ、参列者の皆様にご献花をいただきました。

皆様が遺影を見つめて涙ぐまれているお姿に、私どもも胸が締め付けられる思いをいたしました。教室葬当日はご多忙の中、約150名の方々にご参列いただいたほか、多くの皆様からご供花をいただきました。主催者を代表して御礼申し上げます。最後に阿部令彦先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

阿部令彦先生が築いた多大なる功績に深く敬意を示しますとともに、その志を受け継いで教室員一同、より一層邁進してまいりますので、今後とも変わらぬご厚誼の程、よろしくお願い申し上げます。

2022年度 第1回研修プログラム管理委員会

2022年6月18日(土)、2022年度第1回研修プログラム管理委員会を開催いたしました。ハイブリッド形式での開催とし、外科学教室員や連携施設担当者の多くの先生方にご参加いただき、外科学教室の研修プログラムについて話し合いました。

本年度は、新たに済生会加須病院を連携施設に加えて、基幹病院を含め合計54施設で日本外科学会に外科専門プログラムの申請を行いました。日本外科学会の審査を受け、済生会加須病院が慶應義塾大学外科学教室の連携施設に加わります。

専修医担当主任による専修医へのアンケート結果の報告では、アンケート結果を元に専攻医の休暇を確保するための取り組みや研修の満足度を高めるための取り組みについて意見交換を行いました。

また、2019年度に研修を開始した専攻医の研修が終了となり、今年8月の認定試験に通れば新専門医制度での外科専門医が初めて誕生する旨が報告されました。今後もより良い研修プログラムの確立に向けて励んで参ります。

おかげさまで、第1回研修プログラム管理委員会を無事に終了することができました。今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2022年度4年度関連病院外科医長会

2022年6月18日(土)、令和4年度関連病院外科医長会を東校舎にてハイブリッド形式で開催しました。関連病院を代表する多くの外科の先生方にご参加頂き、外科学教室の運営に関する報告・意見交換を行いました。

最初に、教室主任淺村教授より開会の挨拶をもって本年度の関連病院外科医長会の幕開けとなりました。教室幹事より2022年度の人事異動についての発表があり、続いて専修医担当主任より専修医へのアンケート結果について報告がありました。アンケート結果を元に専修医の働き方に関する意見や研修の満足度に関する意見交換が積極的に行われている様子が伺えました。専修医の研修に対する満足度は研修先で経験できる症例数の多さや研修先の全体的な面倒見の良さにおいて特に満足度が高くなる結果となっています。いつも充実した研修にご協力いただいている関連病院の先生方に感謝申し上げます。

その後、当院の働き方改革の概要についてお話させていただき、外科医の働き方に対する医師の意識改革が必須であることを話し合いました。2024年に適用となる改正医療法「時間外労働の上限規制」についても話し合い、今後必要となる対応について確認が行われました。

今回は集合形式およびWebにて皆様にお集まりいただき、より充実した形で令和4年度関連病院外科医長会を無事に終了することができました。今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

第8回北海道手術手技研究会がWeb形式で開催されました。

令和4年5月28日、「第8回北海道手術手技研究会」が科研製薬株式会社主催の現地+Web形式で開催され、北川雄光先生が特別講演として武冨紹信先生座長のもと、『食道癌集学的治療の動向と変化する手術療法の位置付け』と題して講演されました。食道癌に対するステージ毎の治療戦略の変遷やその背景、当教室で研究・論文化されている最新の知見まで、豊富なエビデンスに基づき発表されました。お招きいただきました武冨紹信先生はじめ、北海道大学、または関連病院の皆様に厚く御礼申し上げます。

https://surg1.med.hokudai.ac.jp/topics/20220530/

2021年度チーフファイナル

2022年3月21日(月・祝)「2021年度チーフファイナル」を開催いたしました。コロナ過を鑑みて昨年と同様にWeb形式での開催となりましたが、医局員の他、関連施設の先生方や若手の研修医の先生など、約110名の先生方にご参加いただきました。
数年間の集大成ということもあり少々緊張感のある中でスタートしました。上部班・腸班・肝胆膵移植班・血管班・乳腺班・小児外科の順に発表していただき、1人あたり10分の持ち時間の中で発表と討論を行いました。今回は外科に興味を持ってくださっているD1・D2の先生にも参加していただき、双方にとって有意義な時間になったのではないかと存じます。
PROCESSベストパフォーマンス賞は、林航輝先生と辻貴之が受賞されました。おめでとうごいます。
全ての発表後、皆様の投票によって決めるベストチーフの発表が北川先生よりございました。僅差で、今年度は水野翔大先生がベストチーフに輝きました。おめでとうございます。
チーフファイナル終了後は、スタッフとチーフの先生にお集まりいただきました。感染対策を徹底した上で、出向される先生方へ労いのお言葉を掛けていただくなど、あっという間のひと時を過ごすことができました。チーフの先生方、本当にお疲れ様でした。
最後に、2021年度も外科学教室の運営にご協力いただきありがとうございました。新型コロナウイルスによる影響で業務の変更が余儀なくされた中でも、皆様からお力添えいただいたおかげで1年を無事終えることができます。本当にありがとうございました。
1日も早く新型コロナウイルスが終息することを願い、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。


PROCESSベストパフォーマンス賞
林航輝先生

PROCESSベストパフォーマンス賞
辻貴之先生
ベストチーフ 水野翔大先生

Online Keio Career Development Seminar Program
第三回:「サブスペシャリティ専門医取得のコツ」

2022年3月4日(金)、第三回慶應外科キャリアセミナーが開催されました。昨年多くの方よりご好評いただき、この度第3回目のキャリアセミナーを開催し、初期研修医・専修医のほか外科にご興味のある学生まであわせて約70名にご参加いただきました。

今回は「サブスペシャリティ専門医取得のコツ」と題し、若手の先生方に最新情報のご講演をいただきました。ご講演では、外科専門医取得のその一歩先を見据えたお話や、サブスペ資格をスムーズに獲得するための情報など日々の経験を交えた貴重なご講演をいただきました。
また講演後、「質疑応答」の時間が設けられ、各診療科の先生方に資格取得に関するお悩みやアドバイスなど終了時刻ぎりぎりまで意見交換が行われ当講演は盛会裏に終了いたしました。
この度は第三回慶應外科キャリアセミナーにご参加いただき厚く御礼申し上げます。また開催してほしいテーマやご質問などございましたらぜひお気軽にお問合せいただけますと幸いです。
今後とも変わらぬご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

2021年度第3回慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムフォーラム

2月19日、2021年度第3回慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムフォーラムが開催されました。今回は、コロナウイルス感染の急速な拡大によりハイブリッド形式による開催から完全Web形式での開催とさせていただきましたが、多くの先生方にご参加を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

今年度は19名の対象者に対して、修了認定を行い、フォーラムではその報告がなされました。また、4月より新しく入室いたします19名の新入室員より自己紹介が行われ、写真を用いて各々の魅力をアピールいただきました。続いて、各関連病院や慶應義塾大学病院で研修を行っている専攻医より研修報告を行い、手術症例数や術者症例数の報告がされました。順調に研修が行われている様子が伺えました。

最後に、統括責任者の北川雄光先生より、プログラムの研修報告と新専門医制度の現状についてお話いただきました。引き続き関連病院の先生方と一丸となって慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムを作り上げていく次第でございます。

今後も変わらぬご支援ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

第45回慶應外科フォーラム 総会、外科フォーラム2022

1月15日、第45回慶應外科フォーラムが開催されました。おかげさまで約250名の先生方にご参加を賜り心より感謝申し上げます。今回は、コロナウイルス感染の急速な拡大により現地主導からリモート主導のハイブリッド形式による開催となり、先生方には運営などで不行き届きの点も多々あったかと存じますが、何卒ご寛容の程よろしくお願いいたします。

海外での研究生活、また他大学での取り組みなどが紹介され、さらに八木洋先生からは外科医の企業というテーマで研究発表がありました。北川雄光先生からは教室の運営方針が提示され、今年も慶應外科一丸となって精進していく次第でございます。また今年は遠藤泰先生が前田賞を受賞されました。おめでとうございます。

外科フォーラム2022では、熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学教授の馬場秀夫先生から消化器癌治療の進歩と展望というタイトルでご講演いただきました。我々慶應外科も熊本大学と切磋琢磨し、これからの消化器癌治療に貢献していかなければならないと強く肝に命じる機会となりました。深く感謝申し上げます。

末筆ながら皆様のますますのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。今後とも変わらぬご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。







令和3年 一般・消化器外科 小児外科 忘年会Web開催

2021年12月18日(土)一般・消化器外科 小児外科忘年会がオンラインにて開催されました。例年、12月の第3土曜日に開催している一般・消化器外科 小児外科忘年会ですが、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、今年度も通常開催を見送らせていただくこととなりました。そこで、今年度は新たな取り組みといたしまして、病院の垣根を越え近況報告を目的とした忘年会を完全Webにて開催いたしました。約180人の先生方に参加していただきました。

まず、一般・消化器外科教授北川先生より開会のご挨拶と、小児外科教授黒田先生、同窓会刀林会理事長松本先生のご挨拶でスタートしました。コロナ過でのスタッフの奮闘をねぎらうとともに短い時間の中で活発な交流会になれば、とお話いただきました。次に、新任・若手スタッフ、レジデントの紹介ビデオが上映され、新しい顔ぶれを皆様にご紹介することができました。

全体会のあとは、回生毎に懇親会ブースにお入りいただき、近況報告会が行われました。キャリアのことからこの数年の生活の変化など、忘年会の雰囲気も楽しみつつ盛会裏に終了いたしました。コロナウイルスの終息と来年も忘年会で会えたら、と明るい未来を願う声も聞かれました。

今年も外科学教室の運営にご協力いただきありがとうございました。2021年も残りわずかですが、今後も変わらぬご支援ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

第2回研修プログラム管理委員会

2021年11月17日(水)、2021年度第2回研修プログラム管理委員会をWebにて開催いたしました。外科学教室員や連携施設担当者の先生方にご参加いただき、第一次専修医採用試験の選考結果や専修医の研修状況、研修プログラムについて話し合いました。

第一次専修医採用試験を21名の先生方に受験いただきました。来年度もたくさんの専修医に入室していただける予定でおります。また、D3・D4の研修状況として、問題なく研修ができていることも報告されました。日頃より勧誘活動・プログラムの運営にご協力いただいております関連病院・教室員の先生方に厚くお礼申し上げます。

さらに、「慶應大学病院の連携施設としての参加」について話し合いました。これまで慶応大学病院は他の施設の連携施設としてプログラムに参加したことがありませんが、関連病院との総合連携を進める方針です。その際、全体のプログラムの公平性が揺らぐ事のないような形で連携を行うことを重要視しております。

本年度も第2回研修プログラム管理委員会を無事に終了することができました。今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2020年度ベストチーフ表彰式開催

2021年10月28日(木)朝の全体カンファレンス内において、「2020年度ベストチーフ表彰式」が開催されました。2021年3月20日に開催されたチーフファイナルでは、上部消化管班の青山純也先生が2020年度のベストチーフに輝きました。このチーフファイナルはコロナ禍を鑑みてWeb形式で開催された為、対面での表彰ができずにいましたが、緊急事態宣言の解除から約1ヶ月が過ぎ、感染状況が落ち着いていることから今回朝カンファレンスの短い時間の中で行われました。

当日は、常時マスクの着用と手指衛生、間隔をあけての着席、検温など感染防止対策を徹底した上でお集まりいただきました。受賞者の青山先生から喜びのコメントと御礼、現在の様子などお話いただきました。久々に顔を合わせる機会でしたので皆様嬉しそうな様子が見られました。

今後も変わらぬご支援ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
 

Online Keio Surgery Career Development Seminar Program
第二回:「若手ポストチーフに聞く!市中病院の外科医生活」

2021年10月8日(金)、第2回慶應外科キャリアセミナーを開催いたしました。
6月に初めての企画として開催された慶應外科キャリアセミナーですが、多くの方からご好評いただきましたので、この度2回目のキャリアセミナーを開催し、約40名の方にご参加いただきました。
今回は「若手ポストチーフに聞く!市中病院の外科医生活」と題し、肝胆膵移植班のポストチーフである高木知聡先生と、乳腺班のポストチーフである前田日菜子先生にご講演いただき、その後座談会が行われました。
ご講演では、ポストチーフとして市中病院でしか経験できない症例を日々学んでいることや、知識と技術を幅広く磨くことができるということを伺いました。より一層の責任感が問われますが、数多くの手術を経験でき、主治医としての責任感が養われ、柔軟な対応が身につくとお話いただきました。
その他、高木先生からは肝胆膵疾患の治療における手術手技の工夫、やりがいについて、前田先生からは女性外科医としてのライフキャリアのお話もあり、座談会ではキャリア形成におけるお悩みを中心に終了時刻ぎりぎりまで活発な意見が飛び交いました。
今後も、若手から経験豊富な先生まで世代を超えた講師陣をお迎えしてキャリアセミナーを開催できたらと考えております。各立場からの様々なご意見が積極的な交流会へと繋がりますので、今後開催してほしいテーマやご質問などございましたらぜひお気軽にお問合せいただけますと幸いです。
今後とも変わらぬご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

2021年度第二回外科学教室Web説明会

2021年9月18日(土)、2021年度第二回外科学教室説明会を開催しました。約30名の医学部生と研修生に参加頂き、外科学教室の専門医制度について説明を行いました。
始めに専修医担当主任の岡林先生から外科学教室の専修医プログラムの説明がなされた後、診療科ごとのプログラムについて詳しく説明をさせていただきました。各診療科の教授から参加者に向けたビデオメッセージも紹介されました。
短い時間ではございましたが、少しでも外科学教室の専門医制度について理解を深めていただけましたら幸甚でございます。
まもなく専修医の募集が始まります。皆様と働けますことを心よりお待ち申し上げます。

慶應外科学教室ホームページや各診療科専用ホームページにも採用に関する詳細事項が掲載されますので、参考にしていただければと思います。

今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

Tokyo Sepsis Forum 2021

2021年7月27日(火)、旭化成ファーマ株式会社主催「Tokyo Sepsis Forum 2021」がオンラインにて開催されました。コロナ禍において、日本版敗血症診療GLやリコモジュリンに関するご講演とディスカッションの2部構成で実施し、関連施設約50施設、120名を超えるご参加がございました。

最初に北川教授より開催のご挨拶があり、講演会がスタートしました。
講演会では、横浜市立大学医学部消化器・腫瘍外科学講座 主任教授 遠藤格先生による『消化器外科医からみた日本版敗血症診療 ガイドライン(J-SSCG2020)改定のポイント』と題し、敗血症診療ガイドラインの有用性とポイントを広く紹介していただきました。
ディスカッションでは、当科の北郷医師が司会を務め、当院から佐野淳一先生、嶋根学先生、済生会宇都宮病院外科 牧野曉嗣先生の3名がパネリストとなって、実際の症例を通して意見交換が行われました。

たくさんの方のご参加により、病院の垣根を越えて医療の質の向上に向けた活発なディスカッションが行われ、盛会裏に幕を閉じました。

今後もこのような機会を積極的に作っていけたらと考えております。今後も変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
   

2021年度 第1回研修プログラム管理委員会

2021年6月19日(土)、2021年度第1回研修プログラム管理委員会を開催いたしました。COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、Web開催といたしましたが、外科学教室員や連携施設担当者の多くの先生方にご参加いただき、外科学教室の研修プログラムについて話し合いました。

本年度は、新たに国際医療福祉大学成田病院を連携施設に加えて、基幹病院を含め合計53施設で日本外科学会に外科専門プログラムの申請を行いました。日本外科学会の審査を受け、国際医療福祉大学成田病院が慶應義塾大学外科学教室の連携施設に加わります。

また、COVID-19の影響によって外科全体での症例数が減少している状況が報告されました。これを受けて研修プログラム管理委員会では、専修医が満遍なく症例を経験できるよう、専修医1.2年目の早い段階で外科専門医に必要な症例を多く経験できる新しいプログラム案を検討しています。
おかげさまで、第1回研修プログラム管理委員会を無事に終了することができました。今後もご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 

令和3年度刀林会全員集会

2021年6月19日(土)、令和3年度刀林会全員集会を行いました。COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、今年度はWeb開催といたしましたが、多くの外科学教室同窓生の先生方にご参加していただき、幸甚に存じます。

集会では、新たに外科学教室に入室し刀林会に入会した先生方が紹介されました。外科学教室での今後の活躍が期待されます。

また、本年度の刀林賞の表彰がなされ、一般・消化器外科の3名の先生方が受賞しました。表彰後、受賞者から研究の報告がされました。本会の発展に重要な研究内容であることが認められました。
皆様にお集まりいただく形で会を行うことができませんでしたが、多くの方にご参加いただき、令和3年度刀林会全員集会を無事終えることができました。今後もご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 

令和3年度関連病院外科医長会

2021年6月12日(土)、令和3年度関連病院外科医長会をWebにて開催しました。関連病院を代表する多くの外科の先生方にご参加頂き、外科学教室の運営に関する報告・意見交換を行いました。

最初に、教室主任、北川教授より開会の挨拶をもって本年度の関連病院外科医長会の幕開けとなりました。専修医担当主任より行われた専修医1,2年目の研修状況についての報告では、コロナ渦中の症例数の確保が難しい状況であったにもかかわらず、関連病院の先生方のお力添えのお陰で、順調に研修が行われている様子が伺えました。今後も連携施設との協力のもと、更なる充実した研修制度の確立に向けて奮闘していきます。

また、外科学教室100周年記念事業の一部である100周年記念誌の進捗状況と内容についての報告がありました。100周年記念誌には慶應義塾大学医学部の歴史年表や各科、各班の歴史や論文が、カラーで、たくさんの図を使って掲載されます。外科学教室100周年記念事業の進行は着実に進んでいる様子でありました。
残念ながら、皆様にお集まりいただく形で会を行うことができませんでしたが、Webにて、令和3年度関連病院外科医長会を無事に終了することができました。今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 

Online Keio Surgery Career Development Seminar Program
第一回:「初代がんプロ生のその後のキャリア」

2021年6月4日(金)、外科の初代がんプロ生である新原先生、森谷先生をお招きし、「初代がんプロ生のその後のキャリア」をオンラインにて開催いたしました。講師による講演、座談会の二部構成で実施し、初期研修医・専修医のほか外科にご興味のある学生まであわせて50名にご参加いただきました。
最初に、慶應外科キャリアセミナー世話人である永山医師より、「ロールモデルとなる講師のお話と座談会の交流を通じて、自身のキャリア形成を見つめる機会にしてほしい」と開催のご挨拶と講師紹介があり講演がスタートしました。

講演では、83回生新原正大先生・森谷弘乃介先生による学生時代から現在に至るまでのキャリアについてお話いただきました。学生時代の経験をベースに初代プロ生として現在も模索しながら日々診療に励んでいると貴重なご講演をいただきました。座談会では、大学の若手スタッフを中心に講演内容に関する質問、ポストチーフのその後キャリアに関してなど終了時刻ぎりぎりまで意見交換が行われ、当講演は盛会裏に終了しました。初めての企画となる慶應外科キャリアセミナーでございましたが、多くの方にご参加いただき厚く御礼申し上げます。

またセミナー等ご案内がございましたら一般・消化器外科ホームページにてお知らせいたします。今後も変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

慶應オープンホスピタル2021

2021年6月5日(土)、2021年度オープンホスピタルを行いました。COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、Web開催といたしましたが、多くの先生方にご参加いただきました。

今年度のオープンホスピタルは3部構成で行われました。15分の全体説明の後、質疑応答の時間を15分設けるという形式を3回行いました。Web開催ということで、日々お忙しく過ごされている先生方に参加して頂きやすくなったことは、幸甚でございます。

また、「質疑応答」では、各診療科の専修医プログラムを終了した直後の先生および専修プログラムにて修練中の先生5名が質問にお答えしました。15分という短い時間ではございましたが、外科学教室の専門医制度についてより具体的なイメージを持って頂けたのではないかと思っております。

慶應外科学教室ホームページ一般・消化器外科ホームページにも説明会日程、見学申し込み等の詳細事項が掲載されておりますので、参考にしていただければと思います。

今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2021年度第1回外科学教室説明会

2021年5月29日(土)、2021年度第1回外科学教室説明会を開催しました。多くの先生方に参加頂き、外科学教室の専門医制度について説明を行いました。

COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、Web開催といたしました。また担当医師から科紹介を行い、短時間ではありましたが、少しでも慶應外科学教室の理解を深めていただけたのではないかと思っております。また、説明会の最後に設けました「各診療科ブースにおける質問・相談会」では、各診療科のより詳細な専修プログラムについてお伝えしました。

Web開催ではございましたが、おかげ様で、第1回教室説明会を無事に終了することができました。第2回教室説明会は9月を予定しております。また見学に関しては随時受け付けております。慶應外科学教室ホームページ一般・消化器外科科専用ホームページにも説明会日程、見学申し込み等の詳細事項が掲載されておりますので、参考にしていただければと思います。

今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラム

2021年2月20日(土)、2020年度慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムフォーラムを行いました。今年度は、新専門医制度になってから初めての修了者を輩出いたします。20名の対象者に対して、修了認定を行い、フォーラムではその報告がなされました。
COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、今年度は初めてのWeb開催といたしましたが、100名以上の外科学教室員や連携施設担当者の方にご参加いただきました。

慶應義塾大学外科学教室は、四診療科(一般・消化器、小児、心臓血管、呼吸器)から成る大教室です。プログラムの最初2年間は関連施設で修練を行い、3年目は基幹病院で研修を行うのが通例であります。新専門医制度では、十分な診療経験、学術活動に加え、医療安全などの共通講習の受講が必須であり、必要な症例数を満たすようにローテートを組みます。
新専門医制度になってからプログラムの登録者数は増加しているものの、不足している施設や地域もあります。その中でも、慶應義塾大学の外科研修プログラム登録者は、全国で2番目の多さであります。今後も連携施設との協力のもと、奮闘していきます。

4月より25名の医師が新しく入室いたします。フォーラムでは、新入室員より自己紹介が行われました。また、現在、各関連病院や慶應義塾大学病院で研修を行っている専攻医の研修報告が行われ、手術症例数や術者症例数の報告がされ、順調に研修が行われている様子が伺えました。

初めてのWeb開催であったものの、専攻医の研修報告およびフォーラムを無事に終了することができました。今後もご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 

第44回慶應外科フォーラム

2021年1月23日(土)、第44回慶應外科フォーラムを行いました。COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、今年度は初めてのWeb開催といたしましたが、約250名の先生方にご参加いただきました。

フォーラムでは、海外留学中の6名の先生方より報告がなされ、各々充実した留学生活を過ごしていることが伺えました。

また、各分野から代表の先生方より研究紹介が行われました。各分野の現状と今後の展開が示され、更なる発展・寄与が期待できる内容でありました。

Web開催ということで、多くの先生方にご参加いただき、また海外留学中の先生方よりお話いただけたことは、よかった点であります。今後もご支援・ご協力をお願い申し上げます。

「慶應義塾大学医学部外科学教室100周年記念事業」記念講演会

慶應義塾大学医学部外科学教室は1920年に開講し、2020年に100周年を迎えました。

本来ならば、2020年6月に記念講演会および祝賀会を行う予定でございましたが、今般のCOVID-19の感染拡大防止に鑑みて、2020年12月26日(土)にWeb開催という形で、記念講演会を行いました。

北川教室主任の挨拶から始まり、国内外よりご来賓を予定していた方々のご祝辞をビデオレターにて紹介するとともに、外科学教室の100年の歩みや外科学教室4診療科の歴史と未来について報告致しました。また、特別講演として日本外科学会理事長 九州大学大学院 消化器・総合外科 教授 森正樹先生より「これからの外科学」についてご講演を賜りました。

残念ながら、皆様にお集まりいただく形で会を行うことができませんでしたが、多くの方にご参加いただき、感謝申し上げます。なお今後、外科学教室のホームページ(http://keiosurg.umin.jp/)に当日の動画を配信しております。ぜひそちらもご視聴ください。今後もご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 

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