2021年2月20日(土)、2020年度慶應関連サブスぺ連動型外科専門医研修プログラムフォーラムを行いました。今年度は、新専門医制度になってから初めての修了者を輩出いたします。20名の対象者に対して、修了認定を行い、フォーラムではその報告がなされました。
COVID-19の感染拡大防止に鑑みて、今年度は初めてのWeb開催といたしましたが、100名以上の外科学教室員や連携施設担当者の方にご参加いただきました。
慶應義塾大学外科学教室は、四診療科(一般・消化器、小児、心臓血管、呼吸器)から成る大教室です。プログラムの最初2年間は関連施設で修練を行い、3年目は基幹病院で研修を行うのが通例であります。新専門医制度では、十分な診療経験、学術活動に加え、医療安全などの共通講習の受講が必須であり、必要な症例数を満たすようにローテートを組みます。
新専門医制度になってからプログラムの登録者数は増加しているものの、不足している施設や地域もあります。その中でも、慶應義塾大学の外科研修プログラム登録者は、全国で2番目の多さであります。今後も連携施設との協力のもと、奮闘していきます。
4月より25名の医師が新しく入室いたします。フォーラムでは、新入室員より自己紹介が行われました。また、現在、各関連病院や慶應義塾大学病院で研修を行っている専攻医の研修報告が行われ、手術症例数や術者症例数の報告がされ、順調に研修が行われている様子が伺えました。
初めてのWeb開催であったものの、専攻医の研修報告およびフォーラムを無事に終了することができました。今後もご支援・ご協力をお願い申し上げます。
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