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教授挨拶|慶應義塾大学医学部 外科学教室 一般・消化器外科

学生・研修医の方へ

初期臨床研修(研修医課程) 後期臨床研修
	(専修医課程) 領域横断的内視鏡手術エキスパート育成事業プロジェクト

先輩紹介

【先輩の体験談】 一般・消化器外科

柵木 晴妃 2017年卒

私からのメッセージでは、慶應の外科学教室 乳腺班について、入局先を考えている若い先生方にもっと知ってもらいたいなと思っています。慶應では初めから乳腺志望の場合は、入局直後2年間の出張は、外科専門医に必要な症例を経験すると同時に、より密な乳腺外科診療の修練を、早い時期から適切な施設で経験することができます。乳腺外科志望にとって適切な施設が、関連病院に多く含まれていることも慶應の魅力のひとつです。また、私自身、女性で外科に入局してやっていけるか不安はありましたが、慶應外科には女性の先生もたくさん在籍していて、快く相談にのってくれるのでとても心強いです。乳腺外科志望の先生方は、ぜひ慶應外科学教室も選択肢のひとつに入れてもらいたいです。

辻 貴之 2016年卒

私は学生のころから消化器外科への志望を決めていました。消化器外科の先生、特に慶應の先生方はどの先生も情熱にあふれ、患者さんへの対応や後輩への指導も素晴らしく、そんな姿に憧れたのが決め手です。
自分は新専門医制度の最初の学年でしたが、慶應の外科専門医プログラムは新専門医制度に対応したプログラムを10年以上前から運用しており、その確立された教育体制のもと、専門医制度の変更における混乱も全くなく、非常に充実した外科研修をさせて頂いております。自分は、3年目は国立病院機構埼玉病院、4年目は東京歯科大学市川総合病院で外科研修を行い、その後慶應義塾大学病院に戻りました。3,4年目で術者、助手として多くの手術に参加し、大学ではより高難度の手術や病棟管理について学ぶという慶應のプログラムは、術者になることで感じる外科医としての責任感を早くに得られると同時に、5年目の大学生活では、知識の整理、アップデートが行えることが特徴です。
何よりも同期が多く、切磋琢磨できる環境が慶應外科の素晴らしいところだと感じます。消化器外科を志す先生方は、是非一度は勧誘会や見学に来て雰囲気を味わって頂けたら幸いです。

角田 潤哉 2016年卒

慶應外科では、最初の2年間、関連病院で外科診療の基礎を学びます。common diseasesの診断・治療から、消化器内視鏡検査を含む基本となる処置・外科手技を諸先輩方から御指導いただき、外科医としての礎を築きます。
その後大学へと帰室し、臨床医としての力をより洗練させていきます。食道癌や胆道癌などの市中病院では診る機会が少ない疾患の治療、高難度手術を多く学ぶことができます。また、大学病院では、併存疾患を多く抱える患者さんもおられ、多くの診療科と協力し集学的に患者さんの治療にあたることも非常に多くの学びとなります。そして、臨床のみならず、基礎研究・臨床研究にも従事することで、医師としての幅を広げることもできます。このように、慶應外科のプログラムを通して、一人前の外科医として成長し、結果として外科専門医、消化器外科専門医を取得できることが本プログラムの魅力と言えます。
最後の砦となる外科治療を自らの手で行いたいと考えている皆さんと、一緒に働けることを心より楽しみにしております。

西村 英理香 2016年卒

私は東京慈恵会科大学を卒業し、慶應義塾大学外科学教室に入室させて頂きました。幼いころから医師になりたいと強く思っていたものの、女性として外科を進路として選択し、ましてや自分の出身校ではない慶應の一般・消化器外科グループの門戸を叩くことは相当なハードルであり、とても悩みました。しかし、結局自分が何をしたいかを振り返って考えたときに私は消化管領域の悪性腫瘍の根治的治療に携わりたいと強く思い臨床・研究いずれの分野にも力を入れている慶應義塾大学に入局することと致しました。外科学教室は大教室制の特徴を生かし、他大学出身であるかに関わらず大家族のよう温かい雰囲気の中でお互いに切磋琢磨できる環境です。私自身、多くの手術を執刀させて頂いたのみならず尊敬できる先生方の手技を学び、さらに領域横断的に治療方針について検討できる環境で充実感があり刺激の多い毎日を送ることができております。加えて、学会活動・論文の執筆活動にも積極的に取り組むことが出来ております。
今後、同じように外科教室の仲間として先生方にお会いできることを心から楽しみにしております。

大杉 頌子 2016年卒

私は慶應大学病院からほど近い東京女子医科大学を卒業し、埼玉にある市中病院での研修を終えて母校の消化器外科ではない医局に入職するつもりで研修をしていました。人生の方向性を大きく変える決断をしたのは消化器外科での研修でした。治療に対して真摯に向き合う外科の先生方の姿と、とにかく手術に魅了されて自分自身もこのような手術ができるカッコいい外科医になりたい!という情熱に後押しされ、消化器外科を選択することにしました。いざどの医局で消化器外科を目指すかを考えたときに、研修病院が慶應大学の関連病院であったご縁が大きく、勧誘会に参加しました。男性女性を含め多くの先輩外科医と、一緒に参加をしていた同期となりうる面々から非常に熱意を感じたことが決め手となり、慶應大学の一般・消化器外科への入局を選択しました。実際この選択は非常に的を射ており、大学に戻った現在は臨床、研究など多方面において上司、先輩、同期のみんなから非常に刺激を受ける日々です。
ぜひ1人でも多くの先生が慶應大学一般・消化器外科への入局を選んでくれることを心から願っています。

坂本 恭子 2016年卒

慶應義塾大学の外科学教室に入局し、もうすぐ4年になります。初期研修を行った那須赤十字病院で1年目に外科をローテーションし、患者さんのことを誰よりも真剣に考えている消化器外科医の先生たちに憧れました。研修医2年目早々に妊娠をし、自分の将来について様々な道を考えましたがその際のキャリアに関する相談にもとても親身になって頂いた慶應義塾大学の外科学教室に入局することを決めました。研修医の皆さんは情報に溢れた現代だからこそ様々な道に悩むと思いますが、慶應外科には検索情報では手に入らない十人十色の経験を持った多くのOBの先生方がいらっしゃいます。まずはぜひ勧誘にご参加いただき先生方の悩みを話していただければ、私がそうであったように新たな視点を色々な先生が提供してくださると思います。先生方と切磋琢磨できることを楽しみにしております。

上村 翔 2016年卒

私は済生会中央病院で初期臨床研修後、慶應義塾大学医学部外科学教室に入局させていただきました。入局後、初年度は日野市立病院、2年目は足利赤十字病院で諸先輩方の熱い御指導のもと、手術漬けの毎日を送り、昨年度大学病院に帰室いたしました。昨年1年間は病棟レジデントとして、大学病院でしか経験できないような症例を数多く経験させていただきました。今年度からは、臨床に触れながらがんに関する専門的な研修を積みたいと考え、医療科学系大学院’がんプロフェッショナル養成コース’に入学いたしました。他科を実際にローテートし、臓器横断的に血液・呼吸器腫瘍、緩和医療、放射線治療を学ばせていただいているだけでなく、学内の基礎研究室で基礎研究のご指導もいただいております。このように当プログラムは、非常に充実しており、こちらの希望次第で幾らでも選択肢が広がり非常に魅力的なプログラムだと思います。

北 英典 2016年卒

私は慶應義塾大学の関連病院である東京医療センターで初期研修を行い、慶應義塾大学外科学教室の諸先輩方に外科の魅力、やりがいについてご教授いただきました。他大学出身であるため、当初は不安が強かったのですが、熱心に指導をしてくださるスタッフの先生方や多くの同期がいることに魅力を感じ、入局することを決めました。慶應義塾大学外科学教室は大教室であり、他大学とは異なり多くの同期に恵まれ、切磋琢磨できることが魅力だと考えます。また、大規模な関連施設も数多く存在し、関連施設出張では多くの手術経験をすることができ、外科医として重要な手術スキルや病棟管理などさまざまなことを研鑽することができました。皆様の入局を心よりお待ちしております。


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